「1日2食」生活にチャレンジしてみますか?

1日の食事回数って、誰が決めたの?

1日3食を食べるのが常識だと思っているのも、習慣の1つに違いない。

でも、1日2食に減らしたとしたら、人間の身体には悪いのだろうか?良いのだろうか?


40歳過ぎたら、「1日2食」にしなさい: 「超善玉ホルモン」が、体中の細胞を奮い立たせる! (単行本)藤城博(著)を読んでみました。


1日2食生活を始めると、疲れない、どんどん若返る、病気にならない、と著者の藤城さんは語っています。

①「食べ過ぎ」の原因を知り、真正面から食欲と向き合うこと

②朝ご飯を抜くことからはじめる「ソフト断食プログラム」にトライする

③その後ゆっくりと「玄米食」を取り入れる

確かに、40歳を越えてから、ガッツリと食べたいという欲求は減ったものの、今までの食習慣として、私は、1日3食を続けています。

朝ご飯を抜くのが良い!という説を唱える方は、大体、朝の時間帯は排泄の時間帯であり、栄養を摂取する必要性はないと語っています。

一方で、朝ご飯を食べないと、生活のリズムが整わず、前日の晩飯から昼ご飯まで絶食することは、健康に良くないと唱える方もいます。

どちらも正しいように感じてしまい、判断に迷います。

1日2食の生活を良くないとする場合、たとえに出てくるのは、相撲取りの生活リズム。起きて、空腹のまま、朝稽古をして、食事をして、昼寝してというスタイル。
サラリーマンや普通の生活をする方のパターンとは異なるので、この2食が良くないとする説は疑問が残ります。

では、3食が絶対に必要かと聞かれれば、日本人も以前は2食生活をしていた時期があるわけで、その頃のほうが、身体を動かしていたのは間違いないですし、カロリーも低かったのは想像できます。

当時は、平均寿命が長く健康だったとは言えませんが、問題なく生活できていたのでしょう。便利になった現代日本人が、3食が必要という根拠は乏しいのかもしれません。(成長期の子供は除く)

誘惑が多く、色々なものが自由に食べられて、刺激的な味も多い環境だと、我々は、明らかな食べ過ぎ状態なのかもしれません。

プチ断食的なものが、一部で流行っており、この本にも書かれている通り、胃腸を休ませるという意味では、良好な習慣なのも理解できます。

また、ストレスを感じたり、イライラしているときにものを食べると落ち着くという現象があります。こういうときも、脳から快感ホルモンが出ることが分かっています。したがって、ストレスがかかると無意識にものを食べたくなるのです。それを繰り返している間に太ってしまうのです。これをストレス太りといいます。

この部分には、激しく納得して、何度もうなづいてしまいました。

何度も繰り返しているダイエットの途中で、気持ちが挫折する瞬間がありました。

頑張っても痩せない、いわゆる停滞期が長い時期に、仕事やプライベートでストレスを感じると、自分は、どうしても食べることに向かってしまい、確実にリバウンドをしてきました。

たがが外れるというか、ブレーキが壊れるという感覚に近いものです。

結果として、元に戻ることの繰り返し。自分自身が情けなく、嫌になります。

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この一文が胸に突き刺さります。年とともに、代謝が落ちてきているのだから、食べる量を減らし、質を意識しなければ、コンディションが悪化したり、病気になるリスクは高まるのは必然です。

そして、脂肪細胞から生まれる超善玉ホルモンの「アディポネクチン」の存在。
痩せれば不得手、太れば減るという長寿ホルモンと言われています。

朝ご飯を抜いていた生活を、大学生から社会人7、8年目までの約10年ほど体験した私には、この2食生活は出来ないとは思いません。

しかし、当時は、健康的ではありませんでした。お昼を食べて、夜をお酒を飲みながら、ガッツリと腹一杯食べる食習慣でした。

つまり、朝は食べたくない、胃が重い状態だったからです。2食でも、おそらく、相当なカロリーや栄養を過剰に摂取していことは明らかで、今以上に不健康でした。若いから、ごまかせていたのだと思います。

この10年の間に、仕事がとても忙しくて、一日1食。

晩ご飯だけの時期がありました。約半年ほどだったと記憶しています。

昼食をとれない忙しい日々で、身体に何が起きたのか。ベルトの穴が3つほど縮まりました。顔の肉がこけました。

ストレスを発散すべく毎日飲み歩くことで、心身ともに微妙な状態に陥りました。

このような自分の経験からすると、2食にすれば全て良いというのはではなく、1食あたりを食べ過ぎないこと。余計な間食をしないことが大切で、空腹感を大事にしていく食生活がポイントだと考えます。

玄米食にシフトしてみませんか?

著者の藤城さんも推奨していた、玄米食については、賛成です。

私も結婚後、子供が生まれてから、家庭では玄米食中心にシフトしました。
思ったほど、抵抗感はなく、満腹感は得やすいですし、栄養素の理解を深めると、対生活習慣病、特に糖尿病予防、の対策としては、良い食習慣だと思います。

炊飯器のボタン一つと水加減で美味しく炊けるので、玄米へのチャレンジは誰にでも抵抗感はなく始められます。お米の研ぎ方を工夫すれば、美味しく食べられます。
ただ、流通している玄米が少ない点、子供が、外食や給食と比べて、食感を好まない傾向にあるので、家族全員で玄米食にならない為、お米を炊く回数が増えるなど、別の問題は生まれています。(多めに炊いて、冷蔵、冷凍保存していますが)

また、普通に外食すると、玄米を食べることが出来ません。この点、もう少し、健康的な食生活を推奨するお店が増えたり、メニューが広がることを希望しています。

考えてみると、数年前まで、自分が玄米を食べるようになるとは思いませんでした。普通に生活していたら、白米が当然な環境で、疑うこともないで暮らせますが。

2食や断食を目指さないまでも、食事の中身と量を適切に抑えながら、食習慣をより良いものにすることが、健康で生きていく為には必要な生活スタイルだと、私は考えます。

食習慣をしっかりと捉えて、健康な毎日を長く過ごしたいものです。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。