「失敗」と書いて「成長」と読む 〜娘の逆上がり練習!〜

失敗を繰り返したうえで見えてくるもの

この週末、家族、娘と長い時間を過ごすことが中心でした。

一緒に自転車に乗り移動し、スーパーに買い物に出かけ、パン屋に立ち寄り、七夕の短冊に一緒に言葉を考えて書く。ピアノの練習を何度も聞き、家猫とじゃれ合いながら楽しみ、プールに出かけて遊び、公園で走り回って遊ぶ。

疲れましたが、充実した時間を過ごすことができました。

七夕の短冊に娘が書いた言葉は

「さかあがりができるようになりますように」

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今、幼稚園に通いながら、周りの子どもたちが、逆上がりができるようになっているらしく、まだ、できない自分が悔しいと感じている様子。

私にアドバイスを求められたので、公園で練習に付き合いました。

もちろん、何十年も逆上がりなんてやっていません。試しにやろうとしたら、鉄棒の高さが合わないのと、日頃の鍛錬不足で出来ませんでした。とても、見本にはなれません。

自分は、いつ、逆上がりができたのか。

私は、小学校高学年まで出来なかったことを思い出しました。

体が重くて、お尻が上がらない。足が高く伸びない。何度やっても、出来ない自分。

正直、諦めていました。

小学校5〜6年の担任は、逆上がりが出来るまで、休憩時間は、他の遊びを禁止と定められてしまい、私は、その期間、ずっと鉄棒と格闘していました。

周りのことがボールで遊んだり、好きなことをしている間、好きではない鉄棒と向き合い、回れない逆上がりを繰り返す日々。子どもながら、心が滅入っていました。

すると、私を可哀想だと思ってくれた友達が、鉄棒のところで、アドバイスをしてくれました。

「空に向かって、思いっきり足を上げる!地面を思いっきり蹴る!!
鉄棒から体が離れないように、腕に力を入れて!」

シンプルなのですが、簡単に出来ないから、回れないのです。

友達は、手取り足取り、私に付き合ってくれました。

逆上がりができないことが悔しいという思いもありつつ、自分に付き合ってくれる友達への感謝もあり、なんとか、一日も早く成功させたかったのです。

どれだけ練習してもできなくて、学校以外の場所として、公園でも早朝や、夕方、ひたすら練習を繰り返しました。

「空に向かって、思いっきり足を上げる!地面を思いっきり蹴る!!
鉄棒から体が離れないように、腕に力を入れて!」

少しずつ、成功できそうでも、まだ、うまくできない自分自身に苛立ちを感じながらも、何日間も続けました。

公園で、たまに見かけるお年寄りから

「毎日、逆上がりの練習を頑張ってるね。たくさん、失敗していいんだよ。そのうち、うまくできるよ。」

根拠のない励ましを聞き流したような記憶があります。

どれだけ、練習したのか、わかりませんが、あるとき、ふと、足が高く上がり、鉄棒に体が絡まるように、クルッと回ることができたのです。

自分自身が一番、ビックリしました。

友達のアドバイスも、お年寄りの言葉も、間違っていなかった。

“「失敗」と書いて「成長」と読む。 野村克也

選手としては、捕手で三冠王に輝く世界初の偉業達成。監督としては、リーグ優勝5回、日本一3回の名将である野村克也氏の言葉には重みを感じます。

失敗を繰り返す中で、無心になるほど、無我夢中に何度もチャレンジをする。

諦めないで、続ける。失敗の先に、成功、成長が見えてくる。

私も、娘の逆上がりの成功に時間がかかりそうな姿を見ながら、自分自身を思い出して、かけた言葉は、あの友人のアドバイスと一緒でした。

そして、最後に、もう一言付け加えました。

「諦めないで続ければ、絶対にできるよ。」

きっと、自分自身を鼓舞する為にも、笑顔満面で発していた言葉だと思います。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。