【レビュー】『「疲れない身体」をつくる』

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「疲れない身体」を目指す!

「若い頃より疲れるように感じる」

中年、ミドル層になると、本音で語られる言葉として、よく耳にします。

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そもそも、何に疲れているのか、と考えてみましょう。

1点目は、身体の疲れの蓄積。特定の部位(首、肩、腰など)を使いすぎて、疲労物質がたまったり、固くなったりしています。

これは、酷使している身体をしっかりとケアをする対応ができれば軽減できるかもしれません。ストレッチをしたり、セルフマッサージをしたり、面倒くさがらずに自分の身体をいたわる時間を作り、向き合う人は、リセットができる人です。

2点目は、疲れるのは環境が影響します。意味のない無駄や、不規則や不慣れなことが続くと、疲弊します。また、自分の相棒、バディを作ることを、齋藤孝さんは推奨しています。

「疲れない身体」をつくる本齋藤孝

“頭とからだの両方がバランスよく疲れれば、疲れても病気になるような悪い疲れ方はしません。なぜなら、バランスのいい疲れは、「身体」にたまらないからです。”

疲れは、頭とからだの両方に発生します。バランスの良い疲れ方ができれば、楽になるという指摘には、驚きました。

確かに、疲れのバランスはどちらかに偏ることが多いのではないでしょうか。

心身困憊であれば、徹底的に休む、寝ることで回復するしかありません。

疲れない習慣を構築する為に、集中力の重点配分を考えながら、オートマチック化しながら、自分のエネルギーを効率よく使うことを薦めています。

“疲れずに欲しいものを手に入れるには、やはり日々コツコツとエネルギーをため、たまったところで使うというのが、ある程度の年齢になったらいいのではないかと思います。”

毎日をすべてのことに全力で挑むのは、無理があります。無意識で流せることと、力点を置くことのメリハリがとても大切です。

3点目は、疲れない人間関係、ストレスのない付き合い方の重要性。

“笑顔を習慣化させることで、良好な人間関係を保てるようにしてきた”

ささいなことではありますが、元気な挨拶と笑顔で接するだけで、良い関係が築けるようになるものです。

4点目は、疲れない心をつくること。

心のストレスをためずに、読書という自分がコントロール出来る関係を大切にしていけば、可能になります。

まさか、精力的にテレビに出演したり、著書を出したり、大学で講義している、齋藤孝さんが疲れやすい人だったという話は、にわかには信じがたいところではあります。ただ、疲れやすいからこそ、自分で気をつけて、休憩をとりながら、バランスを意識して、自己コントロールをしているというのは、この一冊から伺えました。

あなたも、頑張りすぎて、疲れていないでしょうか。
体調に不調だったり、心がすさんだりして、苦しいと感じるならば、是非、この本を読みながら、自分に足りないものを補うことをオススメします。