【レビュー】『最高のリーダーは何もしない』藤沢久美

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リーダーの役割は、ビジョンを作り、語り、行動し、成し遂げること

今、経営者、リーダーに求められるものは何なのか。

“素晴らしい技術・商品と資金があれば、ビジネスはうまくいくと、多くの人が考えていますが、それは大間違い。事業にかける熱いパッションと、明確なビジョンを持つリーダー=経営者がいなくてはダメなのです。” (岩田松雄・元スターバックスCEO)

ミッションを語ることで有名な岩田松雄さんも、リーダーに必要なものとして、パッションとビジョンを持つことを伝えています。
ビジョンを語ることの意味について、じっくりと考えたいと思いました。

今までのリーダー像は、カリスマ性であったり、即断即決なタイプのイメージが強い。今、最前線で活躍しているリーダーは、権限を現場に引き渡し、メンバーたちに支えられることで、組織・チームを勝利へと導いているようです。

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最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!藤沢久美

1000人の社長たちからインタビューをしてきた藤沢久美さんが導いた答えを一冊の本にまとめています。

“「優秀なリーダーほど『リーダーらしい仕事』を何もしていない」”
“一流のリーダーの多くは、内向的で、心配性で、繊細であるという点でも共通しています。”

何もしないリーダーとは何なのか?

人を動かすのではなく、人が動くというスタイルであり、やりたいことをビジョンとして語る姿を見せられる存在。
命令ではなく、物語として、人や組織にビジョンを浸透させながら、全員に中立で嫌われない人。
任せて見守るようなチームマネジメントを行い、きれいごとと捉えられるような社会貢献にも積極的に取り組んでいく。

リーダーが語るビジョンへの共感が得られなければ、人や社会がついてこない時代に変わりました。

サラリーマン同志の皆さんも、自分の組織のリーダーを見ながらも、自分がリーダーになったら、どのように振る舞うかを考えて、日々を過ごすだけで、視野が広がります。