プロセスを大事にする

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プロは結果が全てだが、プロセスを大事にしろ。

人は、達成したゴールを目指していれば、どうしても、結果主義になります。
成功した、しなかったの判断として、結果こそがすべてという考え方は、正しいです。ただ、結果にこだわるあまり、途中経過、プロセスを無視しても良いのか、となると話は変わります。

“失敗してだめになった人より、成功してだめになった人の方が多い。
失敗する恐ろしさよりも、いい加減にやって成功することの方が、もっと恐ろしいのだ。”(野村メモ)

野村克也元監督(ヤクルト、阪神、楽天)は、選手、監督して50年プロ野球に関わった経験と自分が学んだ知識をまとめた、野村メモの存在。
今まで、一人で、120冊以上の著書を出している、スポーツ関係者は、野村さんしかいません。彼の伝える言葉は、学んできた名言や、知識から溢れるだけに、重く、深いものが多く、誰にでも学べる要素にあふれています。

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師弟野村克也 宮本慎也

“プロセスがあるからこそ、結果が出たときに本当の力になるのです。”(宮本慎也)

野村克也監督のもとで、4年間プレーをしていた宮本慎也さん。野村さんとの共著という形で一冊の本を出版され、人気になっています。

短い期間であったにも、関わらず、宮本さんが新人時代から受けた薫陶は、その後、引退するまで、彼を支える知恵や知識になってきたことがわかります。

その二人が重視していたのは、結果よりも、プロセスです。

過程がどうなっているのか、と言う点は、当事者以外は、しっかりと把握できていません。もしかすると、結果に着目すると、本人すらプロセスを忘れてしまいます。

なぜ、どうして、どうやって、というプロセスの意味。

プロセスを評価するために、この部分を数値化という組織もあるようです。私としては、数値よりも、プロセスの理解を深く考えることを求めています。

特に、成功よりも、失敗した時のプロセスにこそ、大事なヒントがあり、そこから何を学び、次に活かすのか。これを繰り返していれば、人間の成長は、永遠に留まることはありません。

“長いスパンで見れば、やはり過程主義者の方が、強く安定した力を得ることができるし、その人の人生も豊かになる気がします。”(宮本慎也)

短期的な視点であれば、結果がすべてと捉えられがちです。当然、結果を無視して、プロセスだけがすべてというのは、行き過ぎた考え方だと思います。

宮本さんの言う通り、長期的な視点で考えても、プロセス主義を重んじるほうが、人生はハッピーになれるのは、間違いないのあかもしれません。

私自身、今、仕事として取り組んでいることは数多くありますが、当然、すべてが成功するわけはなく、失敗も多くしてきました。結果から見れば、失敗はマイナスのように感じてしまいます。ただ、その過程で得られた経験の重みは、忘れないように努めています。

サラリーマン同志の皆さんも、職場で、結果主義のもと、苦しんでいることは多いのではないでしょうか。プロセスを上司が見てくれず、評価されないことに腹を立てたくなる気持ちもあるでしょう。プロセスから得られる価値は、自分自身にたまっていく資産なのだと考えることができたら、失敗したことも、前向きに捉えて、プロセスを味わい、楽しんでいきましょう!