定期健康診断に歯科健診がない!

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定期健康診断に歯科健診がない!

毎年の定期健康診断の季節は、春〜秋にかけて実施されています。

労働安全衛生規則44条に定める以下の11項目(一般項目)について行われる健康診断のことを一般健康診断といいます。事業者は、常時使用する労働者(特定業務従事者を除く)に対し、1年以内ごとに1回、定期に、一般項目について医師による健康診断を行わなければならない、と定められています。

  1. 既往歴、業務歴の調査
  2. 自覚症状、他覚症状の有無の検査
  3. 身長、体重、腹囲、視力、聴力の検査
  4. 胸部エックス線検査、喀痰検査
  5. 血圧の測定
  6. 貧血検査
  7. 機能検査
  8. 血中脂質検査
  9. 血糖検査
  10. 尿検査
  11. 心電図検査

年齢や条件によって省略できる項目もありつつ、今は、健診センターや医療機関などでは、オプションとして追加の検査項目を加えることもできます。(実費自己負担)

これらに加えて、今後、「ストレスチェック」も義務化されていきます。心身ともに健康であることを促進し、病気を予防するという意味で、健康診断は有効です。

一部、簡易すぎる項目と検査内容(レントゲンなど)では、初期段階での病気を発見できないという批判もありますが、1年に1回行うことで、各自が健康を意識できるので、重要な活動です。

ここで、気がつくことがあります。

義務教育中であれば、定期的に、歯科健診も受けていました。大人になってからは、自分が歯が痛むなどのトラブルか、よほど、ケア意識が高い方でない限り、歯科健診を受けることはありません。(高額な人間ドックのコースには含まれているそうですが、通常の定期健康診断の検査項目としては、対象外です。)

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歯科健診を定期的に受けているのは、有害業務事業者は6ヶ月に1回の頻度で歯科検診を受ける義務があることは、調べるまで知りませんでした。

普通のサラリーマンであれば、歯科健診は、自治体の定期年齢の無料歯科健診案内でもない限り、痛まなければ行かないということがわかります。

日本歯科医師会が啓蒙している「8020運動」というものがあります。
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。

ここまで明確なスローガンと目標があるにも関わらず、通常の定期健康診断の項目に含まれてこないのは、不可思議な気がします。医師会と歯科医師会という組織団体の壁なのでしょうか。それとも、歯科医師を健診で配置できない環境・設備の問題なのでしょうか。

毎日、朝晩、鏡の前で歯を磨いていても、歯垢がたまったり、歯茎にトラブルを抱えたりしがちです。サラリーマン同志の皆さんも、毎日の歯磨きに加えて、定期的に、歯科で歯のチェックやクリーニングをしてもらいましょう。
芸能人ではなくても、「歯は命」、大切な存在だと意識することを忘れない為にも。
私も、近日、歯科に予約を取りたいと思います。