【レビュー】『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』ケリー・マクゴニガル

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ストレスを力に変える?!

日々の生活の中でストレスなしに生きていくことは難しい。

1936年、ハンガリーの内分泌学者ハンス・セリエがラットを使った実験により、発見した「ストレスの科学」が誕生したとされています。

「ストレスとは外部の刺激に対する体の反応である」

ストレス=悪のイメージが定着してしまいました。

セリエは、ストレスに対する普及活動に際して、イメージを改善する為に
「ストレスはつねに存在します。ですからストレスが自分の役に立つように、そして、周りの人たちの役に立つように、うまく利用することが大事です」
とインタビューで発言しても、当初のインパクトが強く、世間一般には、良くないものとして認識されていきました。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書ケリー・マクゴニガル 神崎朗子  訳
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ストレスに対する考え方次第で、人々は、健康や寿命、幸福感、人生に対する満足度が左右されることがわかってきたとケリー・マクゴニガルさんが伝えています。

例えば、時間に追われ、やることに追われているような忙しい人は、かなりのストレスがあるでしょう。
でも、ネガティブな捉え方をする人と、ポジティブに捉える人では、その影響度は大きく変わるようです。
忙しさを楽しめてるような人たちと、苦しむ人たちの違いです。

他にも、オリンピックに出場する選手にも、プレッシャーという名のストレスにさらされています。このプレッシャーの存在に、押しつぶされる人と、楽しめる人がいる。

やはり、両者には考え方の違いが存在しており、その結果まで左右してしまうのだと理解できます。

“ストレスに強くなるというのは、ストレスを感じたときに、「勇気」や「人とのつながり」や「成長」という人間ならではの底力を、自分の中に呼び覚ますことです。”

“「ストレスに強くなる」というのは、ストレスを避けることではなく、ストレスを経験するなかで自分自身を積極的に変えていくことなのです。”

ストレスの存在を受け止めて、自分の力に変えること。その結果、幸せな気持ちになれます。

この1冊の中で、たくさんのストレスに関する事例が取り上げられてます。

サラリーマン同志の皆さん、ストレスから逃げるのではなく、受け入れて力に変えましょう。