【レビュー】『あたらしいWebマーケティングハンドブック』カーツメディアワークス (1)

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Webマーケティングを理解することが重要なミッションに

オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディア…。
私が、Webプロモーション関連の仕事を離れて10年近く経過して、浦島太郎状態です。私が知っているのは、ロングテールやWeb2.0、SEO。SEMのスタートから勢いが出ていた時代の話です。どういうキーワード、フレーズをユーザーが検索してくるのかに対して、血眼になっていました。

顕在層の獲得を目指すことで成果を出そうと必死だった自分の姿を思い出します。

もちろん、頭を使うだけでなく、予算を大量に投下している仕事で、成果が見えにくいため、非難されてしまう立場でもありました。

業務として離れてみると、私は、1人のユーザーに過ぎず、インターネットから自由自在に情報を得て、SNSの時代、動画コンテンツの時代という変化を楽しんでいる人間の1人になっています。

ここで、もう一度、視点を戻して、情報を伝える側のメディア目線に戻る必要性が出てきたので、現在、必死にキャッチアップする為に、知らない単語と格闘しています。

理解に時間がかかるものもあれば、スムーズに頭に入ってくるものもあるのは、おそらく、私がWebマーケティング世界が好きということが根本に隠されていると自覚しています。

あたらしいWebマーケティングハンドブックカーツメディアワークス

オウンドメディア…自社が保有するメディア

アーンドメディア…信頼を獲得するメディア

ペイドメディア…購入するメディア=広告

このトリプルメディアの重要性を主張する一冊です。

特に、広報・PRやソーシャルメディア・クチコミなどの「信頼を獲得する」アーンドメディアの存在の新しさと重要性が一番のポイントに感じる一冊でした。この部分は繰り返し、何度も読み込みました。

オウンドメディアであれば、ペルソナを磨き上げることや、カスタマージャーニーマップを作ること、UI(User Interface)というWebビジュアル面にこだわり、中身の使いやすさや使い勝手の良さである、UX(User Eperience)を配慮するという部分は、他の書籍にも書かれているので、業界全体のスタンダードな知識なのはわかります。

表現は違っても、以前から類似の考え方は存在していたように思えます。細かいディテールが存在するので、進化バージョンであることは納得できます。

どこまでもユーザー視点で物事を考えて設計していくことを重視しなければ、価値を生み出せないというのがWebマーケティングの前提として根付いている、スタンダードになっていると理解が促進されました。

この深い部分まで理解を進めながらも、スピード感を持って、取り組まなければいけないのが、Webマーケティングの世界の難しさだと受け止めざるをえません。

その上で、SEO対策や、サイト解析を実施するというベースの部分を磨き上げることがオウンドメディア運営のためには必要なことでしょう。

どうしても、この世界まで来ると、理解度が追いつける人材は限られてきます。仕方のないことですが、専門的な知識と能力がなければわからないレベルの話が展開されてきます。

さらに、コンテンツマーケティングの領域に話が展開されて、私個人は大変ワクワクしてきました。

長くなりそうなので、次回に続きを書くこととします。(続く)