休日に人を解雇する「心の痛み」を思い返していました

人を切るという「心の痛み」を忘れない

私は、人生の中で3回ほどリストラする側の立場になったことがあります。

経営環境や、組織、業務の都合で人(従業員・同僚)を切る。きれいごとでは済まされない世界。

会社の方針で、自分の配下メンバー2人を切ることを知らされたのは突然のこと。翌日、翌々日には、中長期の個人のキャリアプランを語るスケジュールが決まっていた。

キャンセルせずに、それぞれの未来の話を聞いたものの、上の空でした。2人のやりたい仕事やキャリアを叶えることはできない虚しさ。

数日後、辛い事実を私の上司から告げられた後、涙を流しながら、睨まれました。

「あんたは、知ってたのに無駄な話をさせたの?!ふざけるな!!」

そんなオーラを感じたことを思い出しました。直後、何も言い訳をせずに、悲痛な思いをじっくりと聞きました。私にできることは、黙って受け入れるのみ。変えられない決定事項。ドライになるべし、と上から言われても、苦楽を共にした仲間を捨てるのは、耐えられないほどの心の痛みでした。

2度目も、かなり理不尽な展開。慣れたのか、相手が大人な対応。

「いつか来る日が、今なんですね。」

私のほうが泣きそうでした。送別会的なセレモニーを一切拒否して去っていきました。切なかったです。

3度目は、私は良く知らないまま、時が流れていきました。

もちろん、状況の変化ということはどこであっても、誰にでも訪れる可能性があります。結果として、離れざる得ない決断を企業側がすることもあれば、個人が決意することもあります。

ずっと一緒にいられる関係なんて、どこにも存在しません。出会うのも縁ですし、離れるのも縁なのだと感じれるようになったのは、いつからだったのか忘れてしまいました。

あの人たちは、今、どこで何をしているのだろう。元気にしてるだろうか?

人との出逢いと別れ、悲喜こもごもですね。忘れていかないといけない反面、時に思い出すことも必要な気がします。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。