【レビュー】『自分の「武器」を見つける技術』池田潤

キミだって「自分の武器」を持っている

「武器」と言えば、戦う為の道具・ツールというのが表面的な意味です。

「自分の武器」と言えば、他者と比べて秀でている部分を指すと考えるのが一般的です。平凡な一般人であれば、武器なんて何も持っていないと考えてしまいます。

1万人のコーチングをしてきた池田潤さんだからこそ、説得力のある言葉として重みが出ていると感じたのは、自分の「武器」を見つける技術を手に取り、読んだことがきっかけでした。

作家・ブロガー・コーチとして活躍されている、池田潤さんは、私よりも一回りも世代が若いのですが、共感できる要素がとても多く、シンパシーを得られました。

京都大学法学部を中退して、日々ブログ記事を書くという生き方を選び、悩む人々の相談に乗りながら、ビジネスを展開。会社の看板に頼らず、好きなことをしながら個人で稼ぐライフスタイルを確立されているそうです。

池田潤オフィシャルブログ 

私たちは、自分の武器に対して過小評価する傾向にある

自分の長所、特徴である武器に対して、自己評価はどうなっているのだろうか。

実は、一部の自己肯定感に溢れる人を除けば、とても低い自己評価しかできていない。日本人の場合、「謙遜」する姿とも受け取られて美徳化されている。

私自身、このブログをスタートして半年を経過したころの話ですが、このブログをきっかけにある業務を依頼されたことがある。
とても意外な展開すぎて、自分のブログの文章力に価値があるのか疑問で、思わず依頼者に聞いてしまいました。

「私でいいんでしょうか?この業務(仕事)は?」

「安斎さんだからできるんです。半年も毎日続けてブログを書いている人でないとできませんよ。大丈夫です。楽しみましょう。」

その時、ブログを続けるという意味が、はじめて理解できた瞬間でした。

コメントをもらえないから、PV数が増えないから、自分はプロのブロガーと比べたら、内容も、質も劣っている。このままでは足りない。そんな気持ちに駆られていた私からすると、半年ブログを毎日続けたことを見てくれた人がいたこと。それを評価してくれたに驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

毎日、ブログを書き続けるって簡単に言う人はいるけれども、実際は、その日の体調、スケジュール、テンションなど諸事情でうまくいかないこともあります。楽しく書いている反面、義務感に襲われたらつらい作業として、歯を食いしばる日もあるのです。

▼私の場合、尿管結石で苦しんだ日のブログを忘れられません。

疝痛 〜尿管結石との戦い〜

激痛に苦しみながら、頭の中では、この状態を味わう他の人の為にも調べて、ちゃんと書いておきたいという感情に駆られました。

あの日ですらブログを書けたのだから、普通の一日の中で書けないはずがない。書けるネタなんて、自分の周辺にいくらでも転がっている。自分がインプットする情報や経験、気づきをアウトプットしていければ、誰かの役に立つかもしれない。もちろん、自分自身の脳の外部化にも繋がるんだと確信を持てました。。

傲慢や慢心をしてはいけないかもしれないけれど、自己評価を高めて、自分はできると信じることで武器を磨いて、活躍するフィールドを広げられると理解できました。

武器を見つけるために欠かせないこと結論から答えてしまうが、それは、卑屈にならないこと。自分を愛すること。自分自身に価値を感じること。自分に「NO」ではなく「YES」を出すことだ。この大前提がないとキミは自分の武器を見つけることができない。

自己肯定感の重要性。わかっていても、なかなか難しいと感じてしまうからこそ、自分で自分を認めて、褒めてみればいい。プレイスレスで、誰の迷惑にもならない。自己満足は、最高の自分への栄養だととらえたら、元気になれるのではないだろうか。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。